投稿

6月, 2024の投稿を表示しています

祈りとは?

私たちの修道院では、週に2回、木曜日と土曜日にミサがある。木曜日には築地教会からレオ神父が来てくださる。ニュージーランド出身の方で、コロンバン会という宣教会に属しておられる。俳句がお好きらしく、普段から先生について学んでおられると聞いている。この春、コンポステーラを歩いた折の録画を見せてもらったが、一日1句を詠まれていた。 この方がきのうのミサの時に話されて、心に残ったことがある。 「祈りはつながりです」 という言葉だった。神さまは別に私たちの賛美や感謝を必要とされない。私たちの望みもすべて知っておられる。ただ、私が神さまに話しかけるなら、神さまとのつながりを作り出す。 すんなりと心に入ってきた言葉だった。

東京の青い空

先日、友だちが明治記念館に連れて行ってくださった。「東京でただ一つの無料駐車場よ」という広大なパーキング・エリア。見回しても、ビルが一つも見えない。見上げると、青い空が広がっている。東京にこんな場所があるのかと驚いた。記念館そのものも、自然が豊かに整えられている。喫茶の場所もあり、そこでお茶をいただいた。 帰ってきてからグーグルマップで調べたら、記念館の前が明治神宮だった。あたりにビルが見えないのは当然か。

サクランボ

お昼の食後に出てきたサクランボ。佐藤錦で私たちが気軽に買えるものではない。若い頃、聖心会のシスターにお世話になったのでお返しをしたくて、と奇特な方が送ってくださった。一粒一粒輝いているサクランボ。味わいながら、ありがたくいただきました。 

札幌聖心の助っ人

札幌聖心女子学院が新入生の受け入れをやめて、今年で3年目になる。中3と高3の何人かがまだ在校している。修道院には数人のシスターたちが残っている。この修道院に一人の韓国人のシスターが加わってくださっている。名前はOhさん。 先日、このシスターを東京に招いた。私たちの修道院では先日、昼食を一緒にした。お互いちゃらんぽらんの英語での会話になったが、Sr. Oh の笑いの絶えない明るさがこちらにも伝わってくる。きっと札幌修道院も元気づけられていることだろう。50歳代で、丸々と太った人である。仕事はカウンセラーだとか。あの明るさはどこから来るのだろう。 現在、聖心会は国ごとに独立するのではなく、いくつかの国が一緒になって新しいUnitを形作る方向に向かっている。日本は韓国とオーストラリアとUnitになろうとしている。Sr. Ohの存在は、その実現化の一ステップである。将来への希望を持たせてくれる。

「やってみせ」

      「やってみせ、       言って聞かせて       させてみせ       ほめてやらねば       人は動かじ」 もう半世紀以上前のことになる。お蕎麦屋さんで、この言葉が書かれた色紙が壁に貼ってあるのを見た。いい言葉だなと記憶に残った。もちろん文字通りにそれを覚えたわけではなかった。 さいきん見ていたTV番組「なんでも鑑定団」で、山本五十六のことが話題になり、その時この言葉が取り上げられ、彼のものであったことを知った。 もし彼が戦時中の人間でなかったなら、どのような働きをしただろうと考えずにいられない。