漢字なるほど
修道院の本棚には昔からの本がある。星野富弘さんの詩画集を見つけ、拾い読みした。子どものころ通っていた小学校の名前が「杲(ヒノデ)小学校」と言ったそうである。「周囲を千メートルの山に囲まれた小学校の日の出は、字のように木の上に昇る。」と書かれている。今は過疎化で、ヒノデ小学校も統廃合され、名前も消えただろう。星野さんは、「杲」に続けて、木の間を通って日が昇るのが「東」、と書いておられる。
「杲」を漢字ナビで調べると、音読みでは「コウ」「ゴウ」、訓読みでは「あき(らか)」「たか(い)」となっている。ヒノデの読み方はない。
漢字の成り立ちに興味がわいてきた。漢字の字源を追及された白川静さんの本を読んでみたくなった。