「わたしはあるという者だ」

きのうの朝、ミサのときの朗読の一つが、神がモーセを派遣するときの話だった。そのなかで、神はモーセに「わたしはあるという者だ」と告げている。英語の聖書では "I am who I am" などと訳されている。私にはチンプンカンプンで、何のことだかわからない個所の一つだった。しかし、司祭の次のような説明で、初めて理解できた。

「わたしはある者」とは、「あなたにとって、わたしは(いつも)いる者」と理解できる。神は派遣するモーセに、「わたしはいつもあなたと共にいる」と語りかけている。新約聖書では、イエスがインマヌエル(=神われらとともにいます)と呼ばれている。

司祭の話で、今までわからなかったことが腑に落ちて、驚いている。86歳にもなると、新しく理解・発見することはないと思っていたらしい。

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