ブナの木の癒し

今朝も朝ごはんを食べながらFM静岡放送を聞いていた。ちょうど何かを専門とする人(番組ではマスターと呼ぶ)とDJとの会話の時間で、マスターは「ブナの木と語る会」の会長だった。プロのギターリストとして活躍中の29歳のとき、指のけがでギターが弾けなくなった。絶望のどん底にいたとき、近くにあったブナの木に触れた。「その時の体験を言葉にできないのですが…。生きる力をもらいました」

それ以来、天城のブナの林に人々を案内する活動をしているとのこと。天城のブナ林は国有地で、伐採されそうになった時期には、地域で反対運動をして、伐採を食い止めたそうである。

子どもの頃、駐留軍の子どもたちと野球をしたりして英語を憶えた。それを基礎に上達した英語を教えて収入を得ながら、ブナの癒しを紹介している。経済的には楽ではないが幸せです、と話しておられた。

若い人たちも活動に加わっているそうで、頼もしい。

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