カラスの子ども リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 7月 10, 2022 きのう、ミサに行くため、聖堂のある建物に向かって歩いていると、「カア、カア」と鳴き声がした。見ると2羽のカラスが屋根の上にいた。1羽は大きく、もう1羽は小さい。大きい方が、くちばしで小さいカラスの毛づくろいをしてやっている。ここしばらく鳴きかけてくるカラスを見かけなかった。その間に、ひなが生まれ飛べるようになったのだろうか。もしかして、子どもを見せに来てくれたのではないか。などと、独りよがりで嬉しくなっている。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
心に残ること 12月 03, 2023 めまいがあり、歩行器を使っている1人のシスターと同じテーブルだった時のこと。食事が終わると、その人は自分が飲み終えた薬のからの袋といっしょに、同じテーブルの私たち3人のから袋も集めた。薬のから袋は、食堂の片隅にある小さな所定の箱に入れることになっている。小さくても、なにか人助けをしようとしている91歳のシスター。 耳が遠くて、あまり会話に入れないシスター。食事が終わると、さっさと立ち上がり、バイキング用の大テーブルや周辺の片づけをする。大正15年生まれの97歳。「定職」のある97歳とは別人。 「イエス様がここまで導いてくださったのだから、これからも導いてくださるだろうと信じています。」自分の居室がわからなくなることがあるシスターの言葉。 きのうは私たちの修道会のアジア地域Zoomミーティングがあった。一番大きな内容は、フィリッピンで始まったアジア地区合同修練院についてだった。インド、インドネシア、フィリッピン、韓国から、合わせて20人ほどの人たちが来ている。残念ながら、日本人は一人もいない。若いシスターたちの卵は、私たちを元気づけてくれる。 養成担当のアメリカ人のシスターの言葉。 「養成が目指すのは、橋を架けること(=bridge making)。自分と自分自身のあいだ、自分と神さまのあいだ、自分と仲間とのあいだ。そのあいだに橋を架けること。仲間たちはそれぞれ国も違えば、文化も違う。その人とのあいだに橋を架けてつながることです。私も、それを目指します。私自身も変化することでしょう。」 続きを読む
♪静けき祈りの♪ 7月 20, 2024 「お風呂で歌っています」と、友人からメールをもらった。知らない歌だったので、ネットで調べてみた。歌詞は次のようである。 1) 静けき祈りの 時はいと楽し 悩みある世より 我を呼び出(いだ)し 父の大前に すべての求めを 携(たずさ)え到りて つぶさに告げしむ 2) 静けき祈りの 時はいと楽し さまよい出(いで)たる 我が魂(たま)を救い 危うき道より 伴い帰りて 試(こころ)むる者の 罠(わな)を逃(のが)れしむ 3) 静けき祈りの 時はいと楽し そびゆるピスガの 山の高嶺(たかね)より ふるさと眺めて 昇りゆく日まで 慰めを与え 喜びを満たす 讃美歌310番だそうで、私も気に入り、少しずつ覚えては口ずさんでいる。 続きを読む
信仰の先輩 7月 08, 2024 朝食に3階の個室から1階の食堂に降りるとき、時折通り道のシスター○○の部屋をノックする。机の前にいることもあれば、まだベッドの中のこともある。 「朝ごはんよ、行きましょう」というと、 「朝か夜かわからない」という。 こんな状態になったら、私なら絶望するだろう。でも、この人が 「イエズスさまがここまで連れてきてくださったのだから、これからも守ってくださるに違いない」 というのを聞いたことがある。その信仰に教えられる。 続きを読む