103歳からのお知らせ

「ご希望の方 お読み下さい。おすみになりましたら、〇〇までお返し下さい」というメモのついたクリアファイルが、集会室のテーブルの上に置いてあった。〇〇は、103歳のシスターの名前である。

中には、5月9日付の毎日新聞夕刊の切り抜きが入っていた。見出しは、「大阪 明治の『信徒発見』」で、関西での隠れキリシタン発見年についてであった。通説では1920年とされる。この通説を40年ほどさかのぼる史料がフランスで保存されており、その史料を京大人文科学研究所の紀要「人文学報」120号が掲載しているとのことである。

同じ新聞を読んでいながら、この記事は私の記憶にない。

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