お洗濯屋さん
分厚いウールで裏付きのカーディガン2着をクリーニングに出した。代金¥660×2=¥1,320。これまで静岡でだと1着¥800(税別)くらいだった。別のウールのカーディガンの左ひじ下には、溶けたろうそくの直径5センチくらいのシミを作ってしまっていた。これも同じお洗濯屋さんにだしたところ、きれいに取れていた。こちらも¥660。
毎水曜日に来てくださるので、修道院の受付に預けておくと、金額を告げて、洗濯物を引き取ってくださる。次の水曜に配達に来てくださったときに支払い、となる。
値段もお安いし、とても丁寧な仕事をなさるので、受付の方に尋ねたところ、ご主人と奥さんの二人だけでお洗濯屋さんをしておられるとのこと。受付の方も個人的にそちらにお願いしているので、修道院で必要ならば、ということで、そういう取り決めになったらしい。
規格化され人情など入る隙間もないような東京の都心に、ご主人と奥さん二人だけのお洗濯屋さんが存在する。クリーニング屋さんとは呼びたくない。お洗濯屋さんである。