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8月, 2025の投稿を表示しています

最大の社会貢献とは?

「自分へのダメ出しをやめると、自分だけでなく他者や社会にも優しくなれます。だから最大の社会貢献は、自分と親密になることなのです。」 一緒に住んでいるシスターが「ちょっと面白そうだから買ってきた。まだ読んでないけれど、先にどうぞ」と、貸してくれた本からもらったメッセージ。題名は『なぜか惹かれる人の話し方100の習慣』(藤本梨恵子著、明日香出版社)。 自分へのダメ出しをやめ、あるがままの自分も受け入れることで自他ともに愛することができる、という著者のことばは、聖書の「自分を愛するように、人を愛しなさい」という言葉を思い出させる。自分を愛さなければ、人を愛することはできない。そのためには、自分へのダメ出しをやめることを著者はすすめる。 また、完璧主義から適当主義になりリラックスして本領を発揮する、心が引き潮のときは一人の時間をもって英気を養うこと、などなど具体案を提示している。 教わることがたくさんあった。

子どもの視点

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8月19日の朝日新聞朝刊にのっていた記事に笑ってしまった。鷲田清一さんが選ばれる文章はいつも秀逸だ。それもあらゆる文書から選ばれる。  

残暑お見舞い

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  右画像のような残暑お見舞いのはがきをいただいた。カラスと坊やがおしゃべりしている感じがする。カラスはいかにもいたずらっこぽい。 ずっといぜん、下町に住んでいたことがある。家々が連なり緑が全くない。緑を探して歩いていたら、木々が茂るお寺を見つけた。お寺裏の墓地をうろついてたときに見た光景を思い出した。 カラスが、プルトップ缶の開口部分をくわえ、そのまま2メートルほど飛び上がり、そこから落とす。石畳みの上に落ちた缶がカラカラと音を立てる。またくわえて飛び立ち、落とす。それを繰り返していた。音を楽しんでいたのだろう。ガーコと出会うずっと以前のことである。 このはがきは今も私の机の上に置いたままである。スヌーピーのぬいぐるみと並んで。

坊やから神父へ

ミサに毎土曜日夕方来てくださっていた神父が、移動になって来られなくなっていた。だいたい、どこの教会でも土曜夕はそこでのミサがあるから、こちらに来ていただくのはむつかしい。困っていたところ、葛西教会から連絡をいただき、「行きましょうか?」とのこと。8月になってから葛西から若手のフィリピン人のチャーリー神父がミサに来てくださっている。日本語もペラペラ。葛西から渋谷区広尾まで、たとえ車を使うとしても、けっこうな距離だ。本当にありがたい。 チャーリー師が来てくださるようになって分かったことなのだが、葛西教会の主任神父は柴田とおっしゃる。食事のとき同じテーブルのシスターが、「かわいい、かわいい柴田君」とか言う。シスターが若いころ名古屋で働いていたとき、教会でみんなに可愛がられていた坊やだったという。 葛西は外国人労働者の多い地域だと聞く。柴田神父もチャーリー神父も、ともにアウグスチノ修道会に属しておられる。教皇レオ14世と同じ会である。恵まれない方たちのために働こうと、この地区を選ばれたのだろう。

新しい洗濯機

ときどき動かなくなる洗濯機をだましだまし使ってきたけれど、ついに動かなくなった。いつ購入したのか記録が残っていないから、たぶん、いまの共同体が始まって以来のものだろう。ということは、2001年か。去年私の部屋のエアコンが動かなくなり、とりかえになったが、そのとき2001年の機種だったとわかった。たぶん、洗濯機も同じくらいのものだろう。 新しく来た洗濯機は以前のより少し小ぶりである。でも容量は5キロとある。以前のものは4,5キロだった。使い始めておどろいたのは、25分くらいで洗濯が仕上がることだ。これまでは50分かかっていた。電気や水の使用量も少ないに違いない。また洗濯が終わったあと、洗濯槽内の糸くず袋に入っているごみが少ない。衣類の傷みも少ないのだろう。 新洗濯機さまさま、である。