残暑お見舞い
右画像のような残暑お見舞いのはがきをいただいた。カラスと坊やがおしゃべりしている感じがする。カラスはいかにもいたずらっこぽい。
ずっといぜん、下町に住んでいたことがある。家々が連なり緑が全くない。緑を探して歩いていたら、木々が茂るお寺を見つけた。お寺裏の墓地をうろついてたときに見た光景を思い出した。
カラスが、プルトップ缶の開口部分をくわえ、そのまま2メートルほど飛び上がり、そこから落とす。石畳みの上に落ちた缶がカラカラと音を立てる。またくわえて飛び立ち、落とす。それを繰り返していた。音を楽しんでいたのだろう。ガーコと出会うずっと以前のことである。
このはがきは今も私の机の上に置いたままである。スヌーピーのぬいぐるみと並んで。