坊やから神父へ

ミサに毎土曜日夕方来てくださっていた神父が、移動になって来られなくなっていた。だいたい、どこの教会でも土曜夕はそこでのミサがあるから、こちらに来ていただくのはむつかしい。困っていたところ、葛西教会から連絡をいただき、「行きましょうか?」とのこと。8月になってから葛西から若手のフィリピン人のチャーリー神父がミサに来てくださっている。日本語もペラペラ。葛西から渋谷区広尾まで、たとえ車を使うとしても、けっこうな距離だ。本当にありがたい。

チャーリー師が来てくださるようになって分かったことなのだが、葛西教会の主任神父は柴田とおっしゃる。食事のとき同じテーブルのシスターが、「かわいい、かわいい柴田君」とか言う。シスターが若いころ名古屋で働いていたとき、教会でみんなに可愛がられていた坊やだったという。

葛西は外国人労働者の多い地域だと聞く。柴田神父もチャーリー神父も、ともにアウグスチノ修道会に属しておられる。教皇レオ14世と同じ会である。恵まれない方たちのために働こうと、この地区を選ばれたのだろう。

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