ソフィーコースとは?

宝塚市に位置する小林聖心女子学院では、2026年4月から新しいコースが現在の全日制高等学校に併設される。ソフィーコースと名付けられる、狭域通信制過程である。案内のパンフによると、

◦スクーリングは週1~2日
◦登校時間は9時40分 
◦希望すればいつでも登校できる
◦職員が常駐している
◦最長6年間をかけて卒業できる(74単位の習得)

などなど、もろもろの事情に配慮して、一人でも多くの若い人たちに教育の機会を広げようとする姿勢に嬉しくなる。私がすぐに思ったのは、起立性調節障害のある人が救われるだろうということだったが、そればかりではないらしい。コンサートや競技会で海外を飛び回る人や、ゆっくり時間をかけて学びたい人たちも利用できる。

聖心女子学院は、1800年にフランス人のマグダレナ・ソフィア・バラによって創立された。創立者の言葉に、「たった一人の子どものためにでも聖心会を創立したでしょう」がある。同じ精神を受け継いだ140校あまりの姉妹校は、世界30ヵ国以上に広がる。

小林聖心の新しいコースは、創立者の名にちなんで「ソフィーコース」と名付けられている。より自分に合った学び方を探している若い人たちに、新設のコースが役に立ちますように。

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