信仰の先輩 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 7月 08, 2024 朝食に3階の個室から1階の食堂に降りるとき、時折通り道のシスター○○の部屋をノックする。机の前にいることもあれば、まだベッドの中のこともある。「朝ごはんよ、行きましょう」というと、「朝か夜かわからない」という。こんな状態になったら、私なら絶望するだろう。でも、この人が「イエズスさまがここまで連れてきてくださったのだから、これからも守ってくださるに違いない」というのを聞いたことがある。その信仰に教えられる。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
心に残ること 12月 03, 2023 めまいがあり、歩行器を使っている1人のシスターと同じテーブルだった時のこと。食事が終わると、その人は自分が飲み終えた薬のからの袋といっしょに、同じテーブルの私たち3人のから袋も集めた。薬のから袋は、食堂の片隅にある小さな所定の箱に入れることになっている。小さくても、なにか人助けをしようとしている91歳のシスター。 耳が遠くて、あまり会話に入れないシスター。食事が終わると、さっさと立ち上がり、バイキング用の大テーブルや周辺の片づけをする。大正15年生まれの97歳。「定職」のある97歳とは別人。 「イエス様がここまで導いてくださったのだから、これからも導いてくださるだろうと信じています。」自分の居室がわからなくなることがあるシスターの言葉。 きのうは私たちの修道会のアジア地域Zoomミーティングがあった。一番大きな内容は、フィリッピンで始まったアジア地区合同修練院についてだった。インド、インドネシア、フィリッピン、韓国から、合わせて20人ほどの人たちが来ている。残念ながら、日本人は一人もいない。若いシスターたちの卵は、私たちを元気づけてくれる。 養成担当のアメリカ人のシスターの言葉。 「養成が目指すのは、橋を架けること(=bridge making)。自分と自分自身のあいだ、自分と神さまのあいだ、自分と仲間とのあいだ。そのあいだに橋を架けること。仲間たちはそれぞれ国も違えば、文化も違う。その人とのあいだに橋を架けてつながることです。私も、それを目指します。私自身も変化することでしょう。」 続きを読む
♪静けき祈りの♪ 7月 20, 2024 「お風呂で歌っています」と、友人からメールをもらった。知らない歌だったので、ネットで調べてみた。歌詞は次のようである。 1) 静けき祈りの 時はいと楽し 悩みある世より 我を呼び出(いだ)し 父の大前に すべての求めを 携(たずさ)え到りて つぶさに告げしむ 2) 静けき祈りの 時はいと楽し さまよい出(いで)たる 我が魂(たま)を救い 危うき道より 伴い帰りて 試(こころ)むる者の 罠(わな)を逃(のが)れしむ 3) 静けき祈りの 時はいと楽し そびゆるピスガの 山の高嶺(たかね)より ふるさと眺めて 昇りゆく日まで 慰めを与え 喜びを満たす 讃美歌310番だそうで、私も気に入り、少しずつ覚えては口ずさんでいる。 続きを読む