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カトリック新聞の休刊

カトリック新聞(以下、カ紙)が3月いっぱいで休刊になる。 高齢化もあって 定期購読者数が減少し、経営的に厳しい状況にあったらしい。 カ紙と言えば、忘れられない出来事がある。 今は何であったか覚えていないのだが、とても悩んでいたことがあった。カ紙の一記事に出会って悩みの答えが見つかり、嬉しくてお礼の手紙を書いた。するとその記事を書いた方からお便りをいただいた。その葉書は、今も大切にとってある。 今後、教会の動向は月1回の広報紙が各教会に配布されるらしい。時代の流れで仕方がないのかもしれないが、心の通い合いもあったカ紙の休刊はとても残念だ。

教皇フランシスコの病状

ここのところネットニュースで、教皇フランシスコの病状が critical(深刻)と伝えられていた。肺炎ということであった。 私たちの修道院では、毎月曜と木曜の10時30分から30分間、霊的読書をする。木曜の朗読は私の担当になっている。30分も朗読しているとのどが渇いてくるが、朗読は認知症予防にもなるとかで、引き受けている。 読んでいるのは、『教皇フランシスコ講話集 1』である。講話のほぼ80%は、「教皇公邸書斎の窓からサンピエトロ広場に集まった信者とともに行った『お告げの祈り』の前に述べたことば」とされている。書斎の窓からなら外気にさらされているだろう。冷たい外気にさらされて、肺炎になられたのではないか。などなど気をまわしていたが、最新のニュースでは、入院は長引いているがcriticalの状態は脱せられた、とのことで安心した。 「神はあなたが大好きなのです。人生に何があろうとも、決してこれを疑ってはいけません。いかなる状況にあっても、あなたはどこまでも愛されているのです。」 使途的勧告『キリストは生きている』112項で教皇はこのように述べている。神のかぎりのない愛のインフルエンサーである教皇。ご健康を祈らずにいられない。